アオシマ 1/700  DD-105 いなづま

むらさめ型汎用護衛艦の五番艦「いなづま」です。


キットはアオシマの限定版で、キット自体の出来の良さもさることながら付属のエッチングも質の良いものでした。特にキットで省略されている排気口パーツはありがたいもので、 限定版にするにはもったいないと思います。せめてエッチングだけ別売りしてもらいたいものです。
問題といえば説明書に少々部品取り付けの指示ミスがあることで、実艦の写真と見比べながらの製作となりました。
(それでも観察力不足で、説明書のミスに気付かなかった個所があります。お恥ずかしい…。)

搭載ヘリSH-60Jは、キット付属のものはあっさりした出来のうえに、マーキングデカールも用意されておらず個人的に少々不満でした。
そこでピットロード装備品セットのSH-60Jを使用し、以前製作したピットロード「しらね」の余ったデカールから121航空隊のマーキングを流用しました。


アオシマのむらさめ型は、ピットロード製のむらさめ型に比べて主砲などの武装パーツが小さく出来ていますが、スケールとしては正しいものです。
ただ、自分としては武装類はちょっと大き目のほうが強そうに見えて好みなので、主砲、CIWS、ハープーン発射管をピットロードの装備品セットのものから使用しています。

それまでの汎用護衛艦はつゆき型と比べると、ステルス性を考えた艦型とミサイル垂直発射装置の採用で、好みもあるとは思いますが、とても現代的でかっこいいと思います。
最初はミニイージス艦とする予定もあったようですが、予算の都合で見送られたようです。 艦内スペースに余裕があるのはそのためなのでしょうか?

現在はむらさめ型の建造も終わり、その拡大発展型であるたかなみ型の配備に移行していますが、見た目のバランスではむらさめ型のほうが軽快な感じがして好きです。

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