タミヤ1/700 「最上(最終時)」



WLシリーズ、タミヤ製です。パーツは少なめですが全体の彫刻が素晴らしく、とても良いキットです。
キットの設定年代は航空巡洋艦改装直後(1943年)の状態になってます。

そして改装から一年後くらいのマリアナ沖海戦時に、さらに機銃と電探が増設されていますので、
自分はその状態、最終時ということで製作しました。


この艦も小学生の時大好きでした。航空戦艦も大好きでした。今も好きですが(笑)
兵器に関してあまり詳しくなく、デザインに目を奪われがちな子供の目には空母と戦闘艦の機能を
両方備えたスーパーメカに見えたのです。

その頃はもちろん飛行甲板に艦爆や艦攻を載せて遊びました。このくらい長い飛行甲板なら離着艦も
可能に見えましたから…。


今になって冷静な目で見てみると、この艦は子供の頃感じたのとは違った魅力を感じます。
航空巡洋艦という発想は用兵側からの希望だそうで、空母に載せられる機数は限られているわけだから
偵察機を搭載するのは巡洋艦に全て任せようという考えは、やっぱり理にかなっていると思います。


あまり派手な活躍はできなかった艦ですが、輸送任務や偵察など縁の下の力持ちだったんじゃないかと
思います。現在はそういうの嫌いじゃないですよ。
でも小学生の時に知っていたらがっかりしたろうなあ(笑)


飛行甲板はにぎやかなほうがいいと思ったので、八機搭載ということで製作しました。
定数の11機では製作が大変なのと、この時期ではありえないにも程があると思いましたので…。


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