タミヤ1/700　「白露1941」


　　　　　ＷＬシリーズ、タミヤのキットです。古いキットなのでそのまま作るには少々つらい出来です。
　　　　　キット指定の設定では連装機銃を装備した1942年時のものですが、ちょっとひねって、
　　　　　開戦して間もない頃という設定にしました。機銃を40mm単装にするだけです。
　　　　　この状態に側面の艦名表記を入れると開戦前という設定に出来ます。

　　　　　白露型駆逐艦というと、これといった特徴もなく、目立った戦歴もなく、
　　　　　大半は船団護衛という地味な活躍しかしていない艦です。
　　　　　日本の駆逐艦では初めて酸素魚雷を装備したというのが特徴といえば特徴でしょうか
　　　　　性能的にも安定して、なかなか良い艦なのですが…。
　　　　　（訂正、白露型でも村雨や時雨は結構活躍してますね、どっちも前期艦ですが…。）

　　　　　実戦で初めて酸素魚雷を敵艦に向けて撃ったのも白露型の艦隊でした。
　　　　　ただし、魚雷の感度が良すぎて、全て航走中自爆…。　･ﾟ･(ノД`)･ﾟ･
　　　　　ここで戦果があれば白露型も人気がでたかもしれないのに

　　　　　自分も特に白露型が好きというわけでもないので、この手間のかかるキットを
　　　　　わざわざ作ることはないだろうと思っていたのですが…、
　　　　　ある日友人からこのキットを二つ頂きまして、せっかくなので自分がどこまで出来るか
　　　　　やってみようという気になって作ったのがこれです。
　　　　　後部構造物の新造、空中線張り、海面ベースの製作等は初めてでした。
　　　　　まあまあうまくいったのではないかと自画自賛です。

　　　　　…あ、軍艦旗付け忘れた。('A`)

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